先に答え
パドルの重りは、困っていることがある人だけ、その困りごとに合う場所へ少しずつ貼れば十分です。
迷ったら、ピックルボール用のSix Zero ウェイテッドリード。
細いテープで少しずつ足したいなら、テニス用のキモニー リードテープスリムです。
※本記事にはアフィリエイト広告(楽天市場)が含まれます。価格は各ショップの掲載値で、変動します。
練習会で、上手な人のパドルを借りてみた。
縁に銀色のテープが貼ってあって、自分のパドルより打ち返すボールが重く感じた。
不思議です。
自分も重りを貼ったほうがいいのか、気になりますよね。
安いものですし。
ただ、どこに何グラム貼ればいいのかは、人によって言うことがばらばらです。
この記事では、パドルに重りを貼ると何が変わるのかを実測データで確かめ、貼る場所を困りごとから決める方法と、楽天市場で買えるピックルボールのパドル用の重りを紹介します。
ピックルボールのパドルに重りを貼ると、変わるのは2つ
重りで変わるのは、振ったときの重さの感じ方(スイングウェイト)と、芯を外したときのぶれにくさ(ツイストウェイト)です。
当サイトが第三者ラボの実測値を集めた17本のパドルでは、スイングウェイトは101〜134、ツイストウェイトは5.3〜7.22と、パドルによって3割以上の差がありました。
一方で、打ったボールの速さ(パワー)の差は、実測15本で最大7.2%にとどまります。
意外と小さい。
つまり、パドルの打ち心地の違いの多くは、どこに重さがあるかで生まれています。
重りは、この2つを自分のパドルに少しだけ足すための道具です。
足すだけです。
重りを貼る場所は、困りごとで決める
貼る場所は、いま困っていることから逆に決めると迷いません。
困りごとが先です。
| 困っていること | 貼る場所 | 変わること | 使う重り |
|---|---|---|---|
| 速いボールに押し負ける | パドルの上部(先端の縁) | スイングウェイトが増え、ボールを押す力が増す | Six Zero ウェイテッドリード |
| 芯を外すと面がぶれる | パドルの左右の側面 | 面ブレを抑えて安定する | Six Zero ウェイテッドリード |
| 重さは足したいが、振りの速さは落としたくない | グリップの付け根寄り | 振り出しの軽さを保ちやすい | キモニー リードテープスリム |
出典:Six Zero ウェイテッドリードの楽天市場の販売ページの説明。実測値はThe Pickleball Effectの公開データを当サイトが集計。
ひとつ注意があります。
上部に貼ると振ったときに重く感じるぶん、振り遅れやすくもなります。
速い打ち合いで振り遅れることが多い人は、上部には貼らないほうが無難です。
振り遅れが気になる人のパドル選びは、中級者は何を選ぶ?困りごと別の3本で実測値と一緒にまとめています。
迷ったら:Six Zero ウェイテッドリード
ピックルボールのパドル用として売られている重りです。
テープとストリップの2種類から選べます。
中身は同じ鉛です。
Six Zero ウェイテッドリード(テープ/ストリップ)
価格帯:1,000円台
| テープ | 1インチ(約2.5cm)あたり1g。幅1/2インチ・長さ約152cmのロール1本(合計約60g) |
| ストリップ | 1枚約3gのプレカット・10枚入り(合計約30g) |
| 貼り方 | 裏面の粘着で貼るだけ |
| ブランド | Six Zero(ピックルボールのパドルメーカー) |
Six Zero ウェイテッドリードのテープは、1インチで1gと重さが計算しやすく、好きな長さに切って使えます。
ストリップは1枚約3gに切ってあるので、貼った枚数がそのまま足した重さになります。
計算いらずです。
「左右に1枚ずつ」のように枚数で覚えておけば、貼り直すときも同じ状態に戻せます。
細いテープで少しずつ足したいなら:キモニー リードテープスリム
テニスのラケット用として売られている、細い鉛テープです。
パドルの縁が細めの人にも貼りやすい幅です。
幅は6mmです。
キモニー リードテープスリム(KBN263)
価格帯:1,000円未満
| 大きさ | 幅6mm×長さ60cm×2本入り |
| 重さ | 2本で合計18g(パッケージの表示) |
| 使い方 | 好きな長さに切って、裏の紙をはがして貼る |
| 原産国 | 日本 |
キモニー リードテープスリムは、幅6mmの細いテープを好きな長さに切って使います。
パッケージの表示どおり60cmで9gとすると、1cmあたり約0.15gです。
かなり細かい。
数センチずつ足せるので、「あと少しだけ」を試したい人に向いています。
重りを貼る前に決めておくこと
1回に足すのは2〜3gまでにして、数回打ってから次を足してください。
急がないことです。
左右に貼るときは、同じ重さを同じ高さに貼ります。
片側だけはだめです。
貼った場所と重さは、スマートフォンでパドルの写真を撮って残しておくと、元に戻すときに迷いません。
記録が大事です。
重りを足すほどパドルは重くなるので、肘や手首に違和感が出たら、いったん外して様子を見てください。
重りを貼ったあと、コートで変わること
これまで押し返されていたドライブに、面が負けにくくなります。
芯を少し外しても、ボールがネットに引っかかりにくくなります。
小さな差です。
同じパドルのまま、自分の打ち方に合わせて少しずつ育てていけるのが、重りのいちばんの楽しさです。
重りを足してもしっくりこないときは、パドルそのものの替えどきかもしれません。
それも答えです。
見分け方は初心者セットからパドルを買い替える時期にまとめています。
よくある質問
最初は何グラムから試せばいいですか
2〜3gから始めるのがおすすめです。
Six Zeroのストリップなら1枚分です。
重りを自分で動かせるパドルはありますか
あります。
ミズノのアクロストライクLXは、両側の錘を専用レンチで動かしてスイングウェイトを変えられます。
詳しくはミズノのパドルの選び方で紹介しています。
パドルのエッジガードの上から貼ってもいいですか
貼る場所の考え方は同じです。
粘着が弱いとはがれやすいので、表面の汚れを拭き取ってから貼ってください。
重りの上から貼って隠せるエッジガードテープもあります。
あなたの困りごとで選ぶなら
初めて重りを試すならSix Zero ウェイテッドリード。
細いテープで少しずつ足したいならキモニー リードテープスリム。
2〜3gから貼って、次の練習会で打ち比べてみてください。


